
飲食店 内装工事前

飲食店 内装工事後
リフォーム概要
工事種別 | 店舗内装 |
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エリア | さいたま市浦和区 |
参考価格 | 150.0万円〜 |
工期 | 7日 |
スタッフコメント | テナント工事で失敗しないための注意点!「ABC工事」を知って賢く進めよう 新しくお店を始めたい、あるいは店舗を改装したい、とお考えのオーナー様にとって、テナント工事は夢の実現に向けた大切なステップです。しかし、事前の準備や知識がないまま進めると、思わぬトラブルや追加費用が発生してしまうことがあります。 今回は、テナント工事で特に重要な「ABC工事」の概念を交えながら、成功のための注意点をプロの目線で解説します。 テナント工事を分ける「ABC工事」とは? テナント工事には、オーナー様、お客様(テナント)、そして建物の区分によって、費用の負担先が異なる3つの種類があります。これが「ABC工事」です。 A工事: 建物の躯体や共用部分に関わる工事で、費用はすべてオーナー様負担です。建物の外壁、共用廊下、エレベーター、建物の構造体などがこれにあたります。 B工事: お客様(テナント)が発注しますが、指定された業者によって行われる工事です。主に、消防設備や空調設備、給排水管の引き込みなど、建物全体のインフラに関わる部分が該当します。費用はお客様(テナント)負担です。 C工事: お客様(テナント)が自由に業者を選び、発注できる工事です。店舗の内装、照明、カウンター、家具など、お店のコンセプトを形にする部分が該当します。費用はもちろんお客様(テナント)負担です。 このABC工事の範囲を契約前にしっかりと把握しておくことが、後々のトラブルを防ぐ上で最も重要です。 テナント工事で失敗しないための注意点 1. 契約書の「原状回復」と「ABC工事」の範囲を徹底確認! 契約書に書かれた「原状回復」の範囲を理解せずに契約すると、「解体費用が想像以上にかかってしまった…」という事態になりかねません。 スケルトン貸しの場合は、原状回復としてスケルトン状態に戻す費用が、居抜きの場合は、前のテナントの内装や設備をそのまま利用できる代わりに、それらを撤去できないなどの制約があることを理解しましょう。 また、B工事の費用は、指定業者によって見積もり額が異なることがあります。契約前にB工事の費用負担についても、オーナー様や不動産会社にしっかりと確認しておきましょう。 2. 予算は「見える部分」だけじゃない!隠れたコストに注意 内装のデザインや設備費用だけでなく、見落としがちなコストにも注意が必要です。 解体費用: 原状回復のための解体費用は、坪単価で計算されます。スケルトン解体は費用が高くなる傾向があります。 各種申請費用: 消防署や保健所への届出、工事内容によっては建築確認申請が必要な場合もあります。これらには時間がかかり、手数料も発生します。 諸経費: 産廃処理費、設計費などが別途発生します。 これらの費用を事前に把握し、余裕を持った予算計画を立てることが、工事をスムーズに進める鍵となります。 3. スケジュールは「工期」だけでなく「準備期間」も考慮する 「○月○日にオープン!」と決めていても、工事の遅延や準備不足で予定が狂うことがあります。 設計・デザイン期間: イメージを具体化し、設計図を作成する期間が必要です。 資材の発注: 特殊な建材や設備は、納品までに時間がかかることがあります。 私たちは、お客様のオープン日に間に合うよう、各工程のスケジュールを綿密に計画します。しかし、予期せぬトラブルに備え、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをお勧めします。 テナント工事は、お店のコンセプトを形にする大切な作業です。私たちは、お客様の想いを汲み取り、専門的な知識と経験で、理想のお店づくりをサポートします。 何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。 |
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