エアコンシーズン到来!本格稼働前の準備は万全?
じめじめとした梅雨が明け、本格的な夏が始まる前に、エアコンの準備はできていますか?「去年の夏は普通に使えたから大丈夫」と思っていても、実は知らず知らずのうちに汚れが溜まっていたり、不具合が発生していたりすることも。
エアコンの効きが悪くなったり、異臭がしたりする前に、しっかりと点検とお手入れをして、今年の夏も快適に過ごしましょう!
ご自身でできるエアコンのお手入れ
専門業者に依頼する前に、まずはご自身でできる簡単なお手入れから始めてみましょう。
- フィルターの清掃: エアコンのフィルターは、ホコリやカビが最も溜まりやすい場所です。フィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、電気代も余計にかかってしまいます。
- 取り外し方: エアコンの取扱説明書を確認し、フィルターを慎重に取り外します。
- 清掃方法: 掃除機でホコリを吸い取った後、水洗いをして陰干しで完全に乾燥させます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使用してもOKです。
- 頻度: 2週間に1度のお手入れが理想的ですが、エアコンをよく使う時期はもう少し頻繁に行うと良いでしょう。
- 室外機の周辺確認: 室外機は、エアコンの熱交換を行う重要な部分です。室外機の周りに物があると、熱がこもりやすくなり、効率が悪くなってしまいます。
- 確認ポイント: 室外機の吹き出し口や吸い込み口の周りに、植木鉢やゴミなどが置かれていないか確認し、取り除きましょう。
- ドレンホースの確認: エアコンの運転中に発生する水は、ドレンホースを通して排出されます。このホースが詰まると、水漏れの原因になることがあります。
- 確認ポイント: ドレンホースの先端から水がスムーズに排出されているか確認しましょう。もし詰まっているようであれば、細い棒などで優しく突いて詰まりを解消できる場合があります。ただし、無理に力を入れると破損の原因になるので注意が必要です。
プロに任せるべきエアコンの点検・クリーニング
ご自身でできるお手入れには限界があります。エアコンの内部には、カビや雑菌が繁殖しやすい場所がたくさんあり、これらは専門の知識と道具がなければきれいにすることはできません。
- 内部クリーニング: エアコンの内部は、カビやホコリが溜まりやすく、放置すると異臭やアレルギーの原因になることがあります。プロに依頼すれば、専用の洗剤や高圧洗浄機を使って、手の届かない奥の汚れまで徹底的に洗浄してもらえます。
- ガス漏れの点検: エアコンの冷媒ガスが漏れていると、冷房の効きが悪くなります。ガス漏れは専門家でなければ判断が難しく、補充にも専門知識が必要です。
- 電気系統の点検: 経年劣化した配線や接続不良は、故障や火災の原因になることもあります。プロによる点検で、安全にエアコンを使用できるか確認してもらいましょう。
どんな時にプロに頼むべき?
- エアコンから異臭がする
- 冷房の効きが悪くなったと感じる
- エアコンから水が漏れてくる
- 運転中に異音がする
- しばらくエアコンのメンテナンスをしていない
上記のような症状が見られる場合は、迷わずプロのエアコンクリーニング業者や電気店に相談しましょう。
まとめ
エアコンシーズンが始まる前の点検と手入れは、エアコンを長持ちさせ、快適かつ経済的に使用するために欠かせません。ご自身でできるお手入れはこまめに行い、内部の汚れや不具合が疑われる場合は、プロに依頼して徹底的なクリーニングや点検をしてもらいましょう。
今年の夏も、きれいなエアコンで快適な空間を過ごしてくださいね!